浴室リフォームの注意点とリフォーム費用の相場はどのくらい?

浴室リフォームの注意点とリフォーム費用の相場はどのくらい?

2022年8月15日

浴室をリフォームする際の注意点を、使い勝手の面と費用面からご紹介します。

⚫︎適切なサイズを選ぶ

家族の人数や住んでいる年齢によって使いやすい浴室のサイズは変わってきます。

例えば、一人暮らしの家に広い浴室を入れると浴室の手入れが大変だったり、浴槽に入れるお湯の量も多くなり、経済的にもよくない場合も。逆に家族が多い、小さなお子さんと一緒に入浴する、高齢者がいる場合は、洗い場や浴槽が広くないと使い勝手が悪くなってしまいます。

人数が少なくてもゆったりと過ごしたい方などもいらっしゃるので一概には言えませんが、家族の人数や年齢に合わせたサイズを検討するのがおすすめです。

⚫︎他の水回りもまとめてリフォームした方がお得

浴室が古くなっているということは、洗面化粧台やトイレ、キッチンなど他の水回りもリフォーム時期に差し掛かっています。せっかくならまとめてリフォームした方が、バラバラでリフォームするより費用的にもお得です。

また浴室リフォームでは、隣接する洗面スペース、脱衣スペースの壁紙を張り替える場合があります。その際に洗面化粧台を一旦取り外し、壁紙を張り替えた後に再度設置します。壁紙を張り替えたきれいな空間に、古い洗面化粧台が入ると劣化が気になることも。また洗面化粧台の取り外しや設置の費用がかかることもあるため、一緒に取り換えをされる方が多いです。

⚫︎バリアフリーリフォームの補助金を活用する

浴室リフォームでは、次のような補助金制度が利用できるケースがあります。賢く制度を活用して、お得にリフォームしましょう。

⚫︎介護保険

要支援・要介護認定されている方を対象とした、費用を給付する保険。介護保険自己負担額に応じて7~9割(上限は20万円)が支給されます。浴室のリフォーム工事も対象です。

⚫︎こどもみらい住宅支援事業

子育て世帯や若者夫婦世帯が、省エネリフォームする際に使える補助金です。リフォーム箇所に応じた補助が、原則1戸あたり30万円を上限に出ます。浴室のリフォームだけでは該当しませんので、窓や断熱工事など住宅全体のリフォームをお考えの方はご検討ください。

⚫︎自治体の補助金

自治体によって補助金の有無や内容はそれぞれちがいますので、リフォーム工事を検討の際は自治体に確認しましょう。

◼︎お風呂・浴室のリフォーム費用の相場は?

浴室リフォームの費用はユニットバスと在来工法では、相場感が大きく変わります。

《工事内容と費用相場》

ユニットバスからユニットバス

⇨40~150万円

在来工法からユニットバス

⇨70~150万円

在来工法から在来工法

⇨20~200万円

在来工法の場合、解体にもリフォームにも費用がかかります。しかし浴槽の交換や水栓金具の入れ替えなど、気になる部分のみのリフォームであれば、費用を抑えられる場合もあります。

◼︎浴室リフォームの費用の内訳

浴室リフォームにかかる費用は、商品代だけではありません。既存の解体工事や給水工事、電気工事などさまざまな費用を合わせた費用がリフォーム費用となります。工事業者や現場の状況によって多少費用は前後しますが、ユニットバスの場合の費用の目安をご紹介します。

《各項目 費用目安》

ユニットバス本体価格:30~120万円(※)

既存の浴室の解体撤去費用:4~20万円

ユニットバス設置費用:8~10万円

給排水・配管工事費:3~7万円

電気工事費:3~5万円

浴室のドア周辺の修復工事:3~10万円

産業廃棄物処理費用:1.5~3万円

※各メーカーのカタログに掲載されている費用はメーカー小売価格です。値引きが可能かどうかは工事業者にご確認ください。

浴室のリフォームと言っても、さまざままな工法、設備、デザインのものがあります。様々なライフスタイルに合わせてご提案できますので、ぜひ弊社に1度相談してみてください!